概要:定型的な手術から難易度の高い手術の執刀へと進む際に,領域横断で挑む必要がある隣接臓器の合併切除などを伴うことも少なくない。また手術中の予期せぬトラブルに遭遇し,専門領域外の臓器への対応も経験する.本セッションでは,昨年に引き続きJATS-NEXT世代が直面する領域横断で挑む高難度手術症例について提示していただき,共に考えていきたい.手術を検討したものの施設内の事情により遂行できなかった症例や,周術期管理において難渋した症例なども歓迎である.手術を成功させる上での自施設でのマネージメント方法や工夫などを共有していただきたい.多くの施設からの参加者で議論することで,次の症例へ役立てることを期待したい.
概要:本セッションでは「手術手技のこだわり」をテーマに、胸部外科医が受け継いできた伝統や師匠から学んだ技術・工夫、さらには自らが考案し発展させているポリシーに焦点を当てる。
一人約3分というコンパクトな発表形式(動画含め、スライド5枚以内での発表形式を推奨)で、多くの演者の先生方にご登壇いただく予定である。日々の手術に息づく“こだわり”や“技”(心脱転や切開などの術野展開法、血管や弁膜手術での縫合、MCSのこだわり、肺瘻閉鎖の使い分け、気管支形成の縫合法、胸腔ドレーン管理、反回神経周囲郭清や胃管作成のこだわり、開胸/胸腔鏡/ロボットにおける手技の微妙な差異など)を、若手からベテランまで、世代を越えて共有し、未来へと継承していく場を目指している。師から弟子へ受け継がれる手技の魅力、そして自らが磨き上げた工夫を、ぜひこの機会に発信いただきたい。
概要:困難症例、予期せぬ術中トラブル、術後合併症、緊急再手術…。胸部外科医なら誰もが直面しうる「悪夢」に、知恵と技術でどう立ち向かい、乗り越えたのか。若手胸部外科医の危機対応力を鍛えるセッションとなることを期待する。実体験に基づくストーリー、その苦労・対応・工夫を提示いただきたい。
概要:これだけで手術が上手くなるという方法はないかもしれないが、近年、手術を学ぶ動画は溢れており、ウェットラボなどのトレーニングの機会も増え、助手として手術に入らなければ学べないという時代からタイパ・コスパ重視時代に変わりつつあるかもしれない。本セッションでは手術の勉強法や低コストでできるトレーニング法について、胸部外科医にとって肝要な心技体のうち技の学び方について問いたい。個人はもちろんのこと医局、施設で取り組んでいることについて発表頂きたい。
概要:価値観の多様化が進むなか、胸部外科医としてのキャリアに悩む声も増えている。本セッションでは、立場やライフステージに応じたキャリアプランや、柔軟な働き方の在り方について、参加者の皆様とともに考える。公募演題では、「学位取得」「留学」「家庭との両立」「収入の問題」「女性外科医としてのキャリア形成」など、これまでに直面した悩みや、それに対する工夫・乗り越え方に関する幅広い内容を歓迎する。
概要:「コーチング」は、外科医の成長と組織の活性化をどう後押しできるのか?
JATS-NEXT世代は中間管理職として、チームをまとめ、後進を育て、組織の方向性を導く役割が求められている。一方、若手は指導医からの「教え」を自分なりに咀嚼・言語化し、自らの知識技術を高めていく必要がある。「コーチング」は昨今注目されているコミュニケーション技術で、「ティーチング」で直接答えを教えるのではなく、質問や傾聴することで相手の気付きを促し答えを引き出すことができる。本セッションではコーチングとそれがもたらす組織への影響について議論したい。外科の臨床や教育現場で「コーチングをどう有効に使うか」「現場にどう根付かせるか」「コーチングを受けてどう変化したか」など、実践知や課題、逆にコーチングされて感じた若手の思いを共有したい。さらにコーチングによって得られた成果が、組織をどのように活性化させるのか、幅広い視点で議論いただきたい。
概要:本セッションでは、胸部外科という枠にとらわれず、私たちJATS-NEXT世代による多様なAI活用法に焦点を当てる。ChatGPTをはじめとする生成AIが身近なツールとなった今、AIの使い方は研究支援、日常業務の効率化、さらには趣味や生活の工夫に至るまで、まさに十人十色である。
最先端のアカデミックな活用例(臨床・基礎研究への応用)はもちろん、診療や教育現場での活用、あるいは日常生活を豊かにするちょっとした工夫まで、幅広い実践例を共有し、参加者全員にとって「役に立った」「試してみたい」と思えるようなセッションを目指す。
「研究に役立った」「診療の効率が上がった」「こんな面白い使い方がある」といった、あなたならではのAIとの向き合い方を、ぜひご発表してほしい。自由な発想と視点による演題のご応募を心より歓迎する。
概要:本セッションでは、胸部外科領域における臨床研究・基礎研究の“プロセス”に焦点を当てた演題を募集する。研究のはじめ方や進め方、日常臨床との両立の工夫、壁にぶつかったときの乗り越え方など、研究活動における実践的な経験や知見の共有をしてほしい。
「これから研究を始めたい」「取り組み始めたが悩んでいる」「やってみてわかったことがある」――そんな視点をもった演題も歓迎する。
以下のようなテーマを参考に、自由な視点で検討いただきたい:
•研究テーマの見つけ方・育て方
•研究中に直面した課題とその乗り越え方
•「あのときこうしておけばよかった」研究の振り返り
•論文執筆・統計処理・投稿ジャーナルの選び方などの実践知
•限られた時間の中で、研究時間をどう確保するか?(働き方改革時代の工夫)
概要:2024年より本格施行された働き方改革は、働く内容の改革(タスクシフトなど)、働く量の改革(時間外勤務・宿日直・外勤・自己研鑽)、施設集約化、労働評価(インセンティブなど)など多岐にわたるが、診療科や大学病院・自治体病院・民間病院などによって現場の対応が分かれており、多くの課題があることが予想される。本セッションでは、胸部外科若手・中堅医師の視点から、働き方改革が比較的進んでいる施設からは各施設の取り組みや工夫を、働き方改革が進まない施設からはその理由を発表いただき、討論を通じてJATS-NEXTとして持続可能な外科医の働き方を模索する。コメディカルからの演題も歓迎する。
演題名 | 和文(全角)80文字以内、または英文(半角)160文字以内(スペースを含む)となります。 |
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抄録本文 | 制限文字数は、和文(全角)400文字以内、または英文(半角)800文字以内(スペースを含む)となります。 |
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● | ワードファイルの箇条書きや改行等、機種依存の機能を使用しますとその後の文字が入力できない場合がありますので使用しないでください。 |
● | まる数字(①、②)や、ローマ数字は使用できません。 ローマ数字を使用される場合は、アルファベットを組み合わせてください。 ローマ数字の例:Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ |
● | シンボル書体半角α β γなどを使用すると、abcなどに自動変換されてしまいますので必ず全角のα β γを使用してください。 |
● | 半角カタカナは使用できません。カタカナは全角で、英字および数字は半角で記入してください。 |
● | タイトルおよび抄録本文で上付き文字、下付き文字、斜め文字、太文字、アンダーラインを使うときに用いる<sup></sup>、<sub></sub>、<i></i>、<b></b>、<u></u>、<sup>R</sup>(商標)の記号はすべて半角文字を使用してください。 |
● | 改行をする場合には、<BR>を入力せず、直接「Enter」で改行をしてください。 |
● | 本文中に単独で< または >を使用するときは、全角文字を使用してください。 例:p<0.05, CO>2.2 |
● | 英文や数字を入力する際、O(アルファベット)と0(数字)や、l(アルファベットL小文字)と1(数字)、あるいはX(アルファベット)と×(かける)など、区別してください。 |
● | 音引き「ー」とダッシュ「―」、マイナス「-」とハイフン「-」などの使い分けをしてください。 英文入力の際にひとつの単語をハイフン(-)で切ることは行わないでください。 |
● | 全角文字は1文字として、半角文字は1/2文字として数えます。 アルファベットの直接入力は半角英数ですので1/2文字となります。 |
● | <SUP>などのタグは文字数には換算しません。 |
● | 演題登録時にパスワードの入力欄があります。 パスワードは半角英数字6~8文字にて設定をお願いします。 このパスワードと登録の際に発行されます登録番号がなければ、演題の確認・修正・削除はできませんので、ご注意ください。 |
● | 「パスワード」および「演題登録番号」は必ず控えておいてください。個人情報保護の観点から、これらのお問い合わせには一切応じられませんのでご注意ください。 |
● | 登録内容の修正は、「演題確認・修正」画面より演題登録締切日まで何度でも可能です。その際には、パスワードと演題登録番号が必要となります。変更された抄録は更新され、最終変更された内容で抄録集等に掲載されます。なお、演題登録締切日が最終締切となり、これ以降は修正も行えなくなりますのでご留意ください。 |
● | 登録された抄録に関しては、誤字・脱字・変換ミスを含め、原則として事務局では校正・訂正を行いません。そのまま印刷されますので、登録者の責任において演題登録完了後は必ず「確認・修正」画面で内容を確認してください。 |
※ | 所属の記載は学会事務局にて調整する場合がありますのでご了承ください。 |
※ | 一旦削除した演題につきましては、元には戻りませんので、削除ボタンの押し間違いにはくれぐれもご注意ください。 |