第33回日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医大会
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会長挨拶
第33回日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医大会
会長  中島 崇裕
協医科大学 呼吸器外科

皆様

このたび、第33回日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医大会を開催する運びとなり、本大会の会長を務めさせていただきます、獨協医科大学呼吸器外科学の中島崇裕と申します。
気管支鏡の歴史は、1897年にGustav Killianが硬性鏡を用いて気道異物である骨片を取り除いたことに始まります。1966年には池田茂人先生(本学会名誉会長)が世界初の軟性気管支ファイバースコープを開発し、世界中に広まりました。2001年から始まったコンベックス型超音波気管支鏡ガイド下針生検(EBUS-TBNA)の臨床開発に関われたことは、私にとって大変幸運な出来事でした。診断のみならず、治療の面でも気管支鏡の役割は拡大しており、難治性肺瘻に対する気管支充填術や慢性閉塞性肺疾患に対するバルブ治療など、薬剤や手術では対応が難しい病態への治療が広く行われるようになりました。さらに、ロボット気管支鏡の登場や末梢肺病変に対するアブレーション療法の開発により、肺癌に対するワンストップ医療の実現も夢ではなくなりつつあります。

今回の専門医大会は、テーマを「気管支学を俯瞰する」としました。日進月歩で進化し、広範多岐にわたる気管支学の最新情報を第一人者の講師の先生方にご講演いただき、専門医の皆様が日々の診療に役立てられるような内容を企画いたしました。気管支鏡領域を広く俯瞰することで、国内の呼吸器疾患診療の均てん化および発展に貢献できるものと確信しております。また、会場参加に加えてオンデマンド配信も行い、より多くの方にご参加いただける環境を整えております。

本大会は2026年2月28日、ライトキューブ宇都宮で開催されます。栃木県宇都宮市で本大会が開催されるのは初めてのことであり、大変光栄に存じます。宇都宮は首都圏からのアクセスが良く、歴史と文化に恵まれた魅力的な都市です。大会を通じて、学術的な交流だけでなく、宇都宮の魅力も感じていただければ幸いです。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。