第38回心臓血管外科ウィンターセミナー学術集会 会長 福田 宏嗣 獨協医科大学 心臓・血管外科 |
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この度、第38回心臓血管外科ウインターセミナー学術集会を、2026年1月29日(木)から30日(金)の日程で、岩手県八幡平市・安比高原の ANAクラウンプラザリゾート安比高原 にて開催いたします。
獨協医科大学グループでは、2009年に越谷病院心臓血管外科/呼吸器外科の今関隆雄先生を会長として軽井沢プリンスホテルにて開催した経緯がありますが、私どもの教室が主宰するのは今回が初めてであり、大変光栄に存じます。
本学術集会は、学会等のオフシーズンに、冬の豊かな自然に囲まれた環境で集い、心臓血管外科の諸問題をリラックスした雰囲気の中でざっくばらんに議論できるユニークな場です。創設当初から外科医のみならず、看護師、臨床工学技士、理学療法士など多職種が参加し、「One Team」として垣根なく活発な情報交換を行ってきました。近年は若手のOJTの場としても積極的に活用され、今回もこの伝統を継承し、多職種が一堂に会しての活発な議論や若手教育の機会を提供いたします。さらに、協賛企業の皆様にも利害を超えた「One Team」の一員として議論に加わっていただきたいと考えております。
今回のテーマは 「最強の多職種心臓血管外科チームを創造する」 とし、日本胸部外科学会(特定看護師登録者含む)、日本心臓血管外科学会(特定行為研修修了者の会含む)、日本血管外科学会、日本体外循環技術医学会(JaSECT)、日本循環器看護学会、日本手術看護学会などの後援を求め、心臓血管外科に関わる幅広い職種の皆様のご参加と演題登録をお待ちしています。
企業コンプライアンスの厳格化に伴い、学会運営も年々厳しくなっておりますが、原点に立ち返り、運営へのボランティア参加を募るなど効率的かつ持続可能な集会運営を目指してまいります。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
開催地・安比高原の魅力
安比高原は、東北屈指の高原リゾートであり、冬は極上のパウダースノーで知られる日本有数のスキーエリアです。標高1,300m級の山々に広がるゲレンデは全21コースを有し、初心者から上級者まで楽しめる多彩なレイアウトが魅力です。ホテルからゲレンデまで徒歩圏内で、セミナーの合間や前後にスキーやスノーボード、スノーシューなどを満喫できます。また、晴天率の高さと雪質の良さは海外からも高く評価されており、温泉や地元の食も充実しています。