日本胸部外科学会では学会運営を担い、胸部外科領域のリーダーとなる人材を育成することを目的とし、2021年秋の学術集会内にて次世代外科医を主としたJATS-NEXTが設立されました。学会内でJATS-NEXT委員会を設置し、委員12名、運営部会としてコアメンバー42名の計54名で構成し運営をしています。
主な活動として人材育成のためのプロジェクト、3領域の横断的セッションの開催、外科医の意見集約を掲げ、第74回および第75回学術集会、日本胸部外科学会各地方会などで活躍の幅を広げております。今後は現地、WEBなどの開催形式に限らず、人材教育、国際交流を含めた革新的な活動を行っていきます。
この度、次世代育成を目的としてJATS-NEXT Annual Conferenceを開催する運びとなりました。知識や技術の向上を目的とするだけでなく、将来の胸部外科を背負う人材を育てるために必要なリーダーシップやノンテクニカルスキル、教育に至るまでディスカッションを行い、今の時代に求められる独自の大会となるよう鋭意準備を進めています。
中堅が主体となり企画し、次世代を担う外科医が集いキャリアアップを図る貴重な機会です。ぜひ若手、中堅、研修医、学生、コメディカルのみなさんまで、幅広く参加をお待ちしています。将来の胸部外科発展の大きな一歩に、お力添えをお願い申し上げます。